全国的に梅雨入りとなりました。じめじめとした気候が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
梅雨と聞くとあまり良いイメージを持たれない方も多いのではないでしょうか。
ですがこの時期にもメリットが存在しており、その一つが清掃が楽になることです。
大がかりな清掃となると年末の大掃除を思い浮かべるかと思いのではないでしょうか。
しかし実は寒くて乾燥した冬よりもこの高温多湿な気候の方が効果的に掃除が出来るのです‼
天候と共に気分も落ち込みやすい季節だとは思いますが、そういう時こそリフレッシュも兼ねて身の回りのお掃除をしてみると良いかもしれません。
そこで今回はこの時期の高温多湿な気候がもたらすメリット・デメリットの観点からおすすめの掃除方法を紹介します。
<メリット>
◇ホコリが舞いにくい
ホコリと共にダニやカビ胞子が飛散すると、流れ着いた先で増殖が始まります。湿気の多いこの季節は飛散を抑えてくれるので、フローリング掃除や浴室内の換気扇の掃除がおすすめです。またダニの繁殖期は6~9月といわれているので、繁殖場所にもなるホコリを予め除去すれば、住居内での増殖を抑えることができます。
◇汚れが浮きやすい
汚れは水分が多いほうが浮きやすく落としやすくなります。逆に冬のように気温が低く乾燥していれば汚れはしつこくこびりつきます。故にキッチン周りの油汚れは年末ではなく、今落としておくことをおすすめします。また窓ガラスや網戸には春先の花粉や黄砂が付着しているので、小雨後などの水気があるときに拭き取ると良いでしょう。
<デメリット>
◇カビが発生しやすい
カビにとっての好環境は、気温20~30℃・湿度65%といわれています。水気を切り乾燥させることが一番の予防ですが、それが難しい場合には増殖をさせない環境を作りましょう。浴室のカビ胞子は天井から降り注ぎ、付着先で増殖します。市販のフローリングワイパーなどを用いて天井を清潔に保つことで増殖を抑制できます。お酢やクエン酸もカビ対策には効果的です。キッチン周りなど衛生面が気になる箇所にはこちらを使いましょう。
◇水分が乾きにくい
湿度が高いこの時期の拭き掃除は要注意です。せっかくきれいにしようと思っても、水分が残ることでホコリやカビ胞子が付着してしまいます。どうしても拭き掃除が必要な場合は、速乾性の高い除菌ペーパー等を用いたり、水拭き後には乾拭きをして水分を長時間残さないようにしましょう。またエアコンの内部には水分が溜まりやすくなっています。使用後は送風機能などを用いて乾燥させることを心がけましょう。
ホコリは火災の原因にもなりますし、ダニやカビは健康被害をもたらします。
これらを放置することなく清潔を保つために、こまめな清掃を心掛けましょう。
その上で、季節に適した方法でなるべく早く予防しておくことをおすすめします。
梅雨の季節は一年の折り返し地点でもあります。
年末の負担軽減やうつむきがちな気分の向上を狙って、 ”効率よく” & ”効果的に” 掃除をしてみてはいかがでしょうか??
全国各地で今後も不安定な天気の状態が続くと予想されます。
【去年アップしたお知らせ】等をもとに持ち出し品の点検・整理や、
避難経路やハザードマップの確認・共有をお願いします。
以下に国土交通省:防災ポータルサイトへのリンクを掲載しております。