先日までの暑さが嘘のようにめっきり涼しくなり、秋の訪れを感じる季節となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
過ごしやすく、気分の良い季節ですが、交通安全の面ではとても大切な時期でもあります。
実は、自動車 対 歩行者 の死亡事故が最も起こりやすいのは、夕暮れ時と帰社・帰宅時間が重複しやすいこの季節、10~12月の17時~19時なのです。
ということで、皆様や周囲の方々が加害者にも被害者にもならないためにご注意いただきたい点を紹介します。
出典:警察庁HP
薄暮時間帯における交通事故防止|警察庁Webサイト (npa.go.jp)
<お車を運転される方>
夕暮れ時は周囲の明るさが失われ物体のコントラストも単調になることで、日中よりも格段に視力が低下します。
また一日の終わりということもあり、疲れ等で注意力が散漫になりがちです。
早めのライト点灯を心掛け、こまめにハイ/ローの切り替えを行いましょう。
また、歩行者との事故の約9割は歩行者の道路横断中に発生しています。
横断歩道近辺での安全確認を怠らないことはもちろん、横断歩道がなくても進路の周囲に歩行者がいる場合は、
急な飛び出しなどにも一層の注意を払いましょう。
<自転車にお乗りの方>
自転車は特に加害者・被害者両方になりえます。
交通ルールやマナーを守り、スピードの出しすぎ等にも注意しましょう。
またイヤホンやスマートフォンの使用は避け、常に周囲の状況を把握できるようにしましょう。
自動点灯ライトを装着する、車両の前後に反射タイプのテープを貼り付けるなど、周囲からの視認性を確保することも重要です。
ヘルメットを着用の上、目立つ服装での乗車が好ましいです。
<歩行者の方>
死亡事故の9割が道路横断中で、その約7割が横断歩道以外を横断中です。
必ず横断歩道・歩道橋を通行することはもちろん、横断の際には両側の車が完全に停止したことを確認し、
さらに追い抜きの車や二輪車がないか等に十分注意して通行してください。歩行者も目立つ色の服や反射材を身につけましょう。