全国的に不安定な天気が続いています。
むせ返るような暑さをようやく乗り切ったと思えば、今度は記録的な雨。
肉体的にも精神的にも参ってしまいそうです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今月取り上げるのは、クールビズについてです。
そもそもクールビズとは、
「過度な冷房に頼らず様々な工夫をして夏を快適に過ごすライフプラン」
要約すれば、
暑いからといって周りの温度を下げようとするのではなく、室内の温度はそこそこに保ち、各々が過ごしやすいように工夫をしましょう
となります。
ただ快適に過ごせるようになるだけでなく、環境負荷の低減や電気代の削減、熱中症予防にも繋がるので、積極的に取り入れたいものです。
~適切な温度とは~
一般的に適切な室温とは28℃といわれています。昨今は電気代が高騰しているため、この温度設定はお財布にも優しいといえるでしょう。
効率的に温度管理をするために有効な手段の一例を紹介します。
①グリーンカーテンやブラインドの設置
直射日光の遮断や、外壁が温まらないようにすることで室温の上昇を抑えられます。
②送風機の使用
暖かい空気と冷たい空気を混ぜることで、効率よく室内の温度を保つことができます。
ある程度皮膚に風が当たることで、風がないときよりも涼しさを感じることもできます。
③エアコンの見直し
最近では省エネ機能が搭載されたエアコンが主流です。
古いエアコンを使っている場合は消費電力面や冷却性能を考慮し、買い替えも選択肢の一つです。
※エアコンの効きが悪いと感じたときはまずフィルターの汚れや目詰まりもご確認を!!
注意点として、エアコンの設定温度28℃に拘りすぎないことです。
室内にお子様やご高齢の方がおられる場合や、日差しの関係で室温が冷えにくい状況などにおいては、28℃よりも低く温度を設定するなど臨機応変に柔軟な対応を心がけましょう。
~それぞれが行う工夫~
次に各々が行う工夫の一例を紹介します。
①軽装をする。
ビジネスシーンでは、最低限のマナーは守らなければなりません。
男性であればボタンダウンのシャツを選ぶことやジャケットを軽い生地のものに変えるなど、
細かいところ一つに気を配ることで与える印象も体感温度もガラッと変わります。
②冷感グッズや小型ファンの導入
人によって体感温度は様々です。各々が任意の体温調整に活用することで、室内の方全員が快適に過ごせます。
その他にも清涼感を感じさせるアイテムや色の導入、夏野菜を摂ることで体を冷やすなど、
こんなことがクールビズ!?と思えることがたくさんあります。
今まで何気なく行っていたクールビズですが、意識や工夫一つでより快適でクリーンに過ごすことができる気がしませんか?
以下サイトも参考にしてみてください。
⚠熱中症にも注意しましょう!